フューチャーコート基礎用(基礎保護材)
高耐久性・基礎保護剤
すでに多くの住宅メーカー様やビルダー様の標準仕様にご採用頂いている商品です。
なぜ「フューチャーコート・ベース」が必要?
コンクリートのクラックを低減又は、雨水進入防止として、弾性塗材を厚吹きする施工が多くなっていますが、通気性が少ない為やコンクリートの強アルカリに塗膜が侵され、弾性塗材の膨れ・剥がれの事故も必然的に増えています。
「フューチャーコート・ベース」は、高弾性セメントモルタルで通気性に富み、下地との付着力も高い材料なので膨れ・剥がれが無く、さらに仕上げ塗材との接着も良好な下地調整材です。 無論、無機系材料ですから環境にも優しい特徴も兼ね備えています。
フューチャーコート 7つの特徴
- 塗膜は非常に伸び・弾性があり、ヘアークラックが表面化しない。
- 透湿性があるので膨れず、モルタル仕上げの様に白樺や縞模様にならない。
- モルタル仕上げだと泥汚れがなかなか落ちにくいがフューチャーコート基礎用をつかってからは、泥がついても水洗いで簡単に綺麗になる。
- 基礎の意匠性が上がり建物の価値が上がる。
- 今までに建てた住宅も基礎からのリフォームが可能。
- 15年以上メンテナンスフリーの耐久性が謳えます。
- 非透水塗膜で基礎コンクリートを長期に亘り、中性化から守ります。
フューチャーコートで問題解決!
コンクリート下地の施工要領
基礎補修
- 基礎周りの土をGLより10cm程度、掘り下げてください。
- ベタ基礎の打ち継ぎ部や型枠ジョイント部をディスクサンダーで出来るだけ平滑にして、基礎表面の汚れを出来ればブラシ等で水洗いして綺麗にする。(打ち継ぎ部の段差が5mm以上の場合は、樹脂モルタル等で不離調整が必要。)
- FUTUREモルタルを袋から5kg位取り出し、適量の水を加えハンドミキサーで2分位撹拌し、ジャンカ・ピンホールが埋まる様に基礎全体にコテ波が出ない様にジゴキ塗りをする。(夏場30分~1時間・冬場1~2時間程度乾燥させ、スクレーパーやサンドペーパーで平滑に仕上げを行う)
- FUTUREモルタルが乾燥するまでの間に、水切りや雨樋・玄関ポーチとの取り合い等をテープやマスカーで養生する。
※注意事項
一度攪拌した材料の粘度が上昇した時に水を足しての粘度調整は絶対に避けてください。 FUTUREモルタル本来の性能が大幅に低下してしまいます。出来るだけ、小分けにして使用してください。(配合比/粉体3:水1の倍数で)
ベース塗布
トップ・フラット仕上
トップ石目調仕上
基礎断熱保護塗装工法
標準作業工程(30基準・夏2日/冬3日)
断熱材(EPS板・XPS板)は、コンクリートと違いベースの水分を吸水しない 為に、表面蒸発乾燥となります。無風や高湿により乾燥時間が2~4時間以上かかる事も予想されます。
その際には、送風機を使用することにより乾燥時間を短縮させる事が可能です。
●標準作業工程(30基準:夏2日、冬3日)
脱 枠
①断熱材ジョイント部・フーチング取合いシール
②出隅部角起こし・ジョイント部不離調整
③糊付補強クロス貼付
④FUTUREカチオンC1 ※ 塗布 1.0kg/
養生硬化確認後埋め戻し
(上屋工事完成後)
⑤FUTURE COATベース 塗布 1.0kg/
⑥FUTURE COATトップ
(フラット) 塗布 0.2kg/
(石目調) 塗布 0.5kg/
フューチャーコート 副資材
基礎用施工時に上記写真以外にご用意いただく工具等
●20~30程度の撹拌容器:2個(ベース撹拌用・ハンドミキサー等の水洗浄用)
●800回転以上のハンドミキサー
●ディスクサンダー
●基礎周りやハンドミキサーを洗う洗車ブラシ
●練り上がりベース材料を小分けする5~10程度の容器:2個
●スコップ・皮スキ・カッターナイフ・ハサミ・ゴミ袋・10kg台秤 等
フューチャーコート 標準色見本
※色調は現物と若干異なります。
注意事項説明
●フューチャーコート(粉体)は、粉塵が立ち易く、強アルカリ性を有します。直接眼に入ったり、長時間皮膚に付着すると失明や炎症を起こすことがありますので、取り扱いには保護メガネ、マスク、ゴム手袋等を着用してください。万一、眼に入ったり長く皮膚に付着したときは清水で十分に洗い落としてください。必要に応じて専門医に診察を受けてください。
●フューチャーコート(混和液)・トップは乾燥すると取り除きにくくなりますので、皮膚等に付着したときは直ちに洗い落として下さい。また眼に入った時は、粉体と同様の処置をしてください。
●フューチャーコート ベース・トップの施工に際してはカタログに記載されている方法で使用してください。 ※詳細な内容が必要な場合には、製品安全データシート(MSDS)をご参照ください。